デンマーク オーフス発 – マルチドメインマスターデータ管理(MDM)のグローバルリーダーStibo Systemsは、MDMソフトウェアの新バージョンStibo Systems Enterprise Platform(STEP)10.1をリリースしたことを発表しました。 STEPはクラウド型のサービス(SaaS)として更なる進化を遂げ、システム管理上の手間を最小限しつつ、最先端の機能やテクノロジーによって企業におけるビジネス成果の最大化に貢献してまいります。
■Stibo Systems CEOイェスパー・アイラーセンのコメント
「私たちは、お客様がソフトウェアの技術について考えるよりも、如何にしてビジネスにとって新たな価値を創造し、大きな成果を生み出すことが出来るかという大きな目標に対して、より多くの時間と熱意を注いで頂きたいと考えています。そのために、お客様にとってより使いやすいMDMソリューションを提供できるよう心掛けております。」 また、SaaSでの提供形態については次のように言及しています。「STEP 10.1をSaaSでご利用いただくことで、お客様のシステム手配や運用にかかる負担は劇的に軽減されます。 SaaSであってもこれまで同様に、製品、顧客、サプライヤー、場所、資産データなどのビジネスに不可欠なマスターデータを常に正確で最新に保ち、周辺システムなどとシームレスに連携させることが可能です。また、STEP 10.1では新しいユーザーインターフェイスとデザインを導入し、ユーザーエクスペリエンスも大幅に向上しています。」 マルチテナント方式のSaaSとしてApache Cassandra上でサービスが提供されることに対し、「Cassandraは障害に強く、拡張性があり、大量データの処理に適したクラウドネイティブのデータベースです。お客様のニーズを満たすオープンソーステクノロジとして、最適な選択であると考えています。」と、アイラーセンは述べています。
■Stibo Systems CTO ビャーネ・ハルトのコメント
新バージョンでの重要機能の一つ、サプライヤ管理について次のように述べています。 「これまで、サプライヤは、住所や請求情報を変更する場合、小売業者に都度共有しなくてはなりませんでした。 STEP10.1を使用することで、サプライヤに自身の情報管理を任せることが可能になります。こういったプロセスにより全てのステークホルダーにとって管理が楽になると考えております。」 また、「10.1の新機能により、データの調査、結合、クレンジング、重複排除、変換が更に効率的に行えるようになったため、より信頼できるゴールデンレコードを別システムと共有できるだろう。」と述べています。
本リリースはデンマークStibo Systems本社が2020年12月16日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。