マスターデータ管理とは?

マスターデータ管理の概要、およびマスターデータ管理を通して一元化された正確なデータを使用するメリットについてご説明いたします。

マスターデータ管理でデータによるビジネスの高度化

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マスターデータ管理(MDM)とは、営業・マーケティングや経営上の戦略に従って、データの整理や分類、ローカライズ、エンリッチメント、同期化を行い、データを一元管理する基幹プロセスを指します。

マスターデータ管理には、商品、顧客、サプライヤー、ロケーション、アセットのほかに、事業を促進する上で必要となる様々な情報源が含まれます。

単一のレポジトリでマスターデータを効率的に管理すれば、一元化された信頼性の高いデータを使用できるようになり、データサイロによる業務のムダを解消して、コストを節約できるようになります。

また、商品、顧客、店舗/ロケーション、従業員、サプライヤー、デジタルアセットに関するデータの識別・関連付け、シンジケーションを通して、包括的な視点からビジネスの取り組みを促進できます。

マスターデータ管理(MDM)プラットフォームを通して、エンタープライズ・データ戦略に沿ったデータ活用を実現

マスターデータ管理の使用状況:企業は進んでいる?遅れている? データの整理や検索が「うまくいっている」または「非常にうまくいっている」のは企業全体のわずか13%にすぎません。 電子書籍を見る
マスターデータ管理に関する用語集(A-Z) 本書では、マスターデータ管理に関する最も一般的な用語・略語の概要や定義について説明しています。 電子書籍を見る
ビジネスケースの構築 社内でマスターデータ管理を効果的に提案するための究極ガイドです。 電子書籍を見る
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マスターデータ管理のメリット

MDMを活用すると、ERP、CRM、eコマースシステムなど、すべてのシステムのデータを連結し、一元化して共有できるようになります。 その結果、データを包括的に俯瞰できるようになるのです。 顧客の購入履歴から、製品の在庫状況やサプライヤーとのやりとりなど、すべてを把握できるようになります。

MDMのメリット:


  • 商品やサービス、ビジネスの取り組みを効果的に売上増加につなげることができる
  • 顧客一人ひとりに合わせたきめ細かなサービスや顧客エンゲージメントを実現できる
  • 利益にならない事業活動の優先順位を下げることで、時間やリソースを節約できる
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上記のメリットを実現するマスターデータ管理の機能・特長:

stibo-asset_eliminate-data-silos@2x データサイロの解消

様々な部署や事業部に分散されているマスターデータを一元化します。

Improve-Efficiencty@2x 業務効率の改善

組織データや業務データを連動し、業務効率化を実現します。

Increased-Collaboration@2x-2 スムーズな協働体制

社内外のグループのスムーズな協働を促します。

Customer-Centricity@2x-2 カスタマーエクスペリエンスの向上

データから得られた洞察や知見をもとに、カスタマーエクスペリエンスを向上し、業績を上げることができます。

resources@2x リソースの節約

データ処理の自動化・効率化を通してリソースを節約できます。

stibo-asset_reduce-risk@2x リスク軽減

GDPRなどの規制遵守を徹底し、リスクを軽減できます。

マスターデータ管理を上手に導入するには

MDMソリューションの導入をご検討中の方や、導入を決定したもののどこから着手すればいいのか悩んでいたり、現在使用中のMDM機能を更新する必要がある方は、この3 つのステップを参考にしてみてください。

ブログを読む
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ビデオ MDMのない世界 MDMのない世界。それは、顧客にとって、注文がきちんと処理されなかったり、何回も同じオファーが届いたり、注文と違う商品が届いたりすることを意味します。
マスターデータと不良データの代償

ビジネスが成長するにつれて、IT環境は複雑化していきます。 買収、新規市場や海外市場への参入に伴い、複数のシステムやアプリケーション、テクノロジーを導入するからです。 分散されたIT環境では、データ管理が大きな課題となります。

マスターデータ管理(MDM)を活用すれば、効率的にデータを管理してデータ品質を向上できるだけでなく、データ分析を通して有益な洞察や知見を得ることができます。 MDMは、データ、人材、業務プロセスをつなぎ、データ品質を向上して事業目標を達成する上での大きなカギになります。

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マスターデータ管理の役割とは?

マスターデータ管理の役割は、データサイロを解消し、一元化されたデータを管理、共有、修正することです。 マスターデータ管理を活用すると、以下のメリットがあります。

データに問題がある10のサイン クラウドストレージ、法規制コンプライアンス、セキュリティ侵害。近年、企業がデータ管理を見直すきっかけとなる出来事には枚挙にいとまがありません。 企業が収集、管理維持するデータが大幅に急増していることも、困難で複雑な状況に拍車をかけています。 ブログを読む
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マスターデータ管理 A-Z 用語集

PIM、 DAM、 CDO、データエンリッチメント、データマッチング、データリンキング… こうした略語や語句の意味や、マスターデータ管理との関連性が分からないときには、 このマスターデータ管理 A-Z 用語集をお役立てください。

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A to z of MDM

マスターデータの種類

マスターデータとは、共通するデータを一元化してまとめたものですが、その種類は多岐にわたります。 様々な部署で重複したデータを管理していたり、データの定義が曖昧なままに保存されていることも少なくありません。

製品情報 製品情報には、製品の詳細 、コスト、測定単位、画像など、顧客の購入判断の材料となるデータが含まれます。調査によると、製品情報を改善するだけで、17〜56%のオンライン売上増が期待できることが明らかになっています。 顧客情報 マスターデータで最も一般的なのは、顧客の氏名、メールアドレス、郵送先の住所、嗜好などを記録する顧客情報です。顧客情報を上手に活用し、優れたカスタマーエクスペリエンスを提供すれば、顧客満足度を20%近く伸ばすことも夢ではありません。 サプライヤー情報 統合された正確な最新データにもとづいて、サプライチェーン全体を俯瞰的に把握できるようになります。その結果、サプライヤーを効率的に管理し、信頼関係を深め、商品化までの期間を短縮できるようになります。 ロケーション情報 顧客の地理的な購入傾向を分析する上で、ロケーション情報は不可欠です。ロケーション情報を上手に活用すれば、製品、店舗、競合他社の所在地を把握し、実店舗を効率的に管理できます。 パーティデータ パーティデータ(セカンドパーティ/サードパーティデータ)を活用すれば、データベースの各レコードの価値を正確に把握する上で不可欠なデータの関連付けが可能になり、競合他社に大きく差をつけることができます。 参照データ 国、通貨、最新の換算などの参照データフィールドは、ビジネス上の意思決定はもちろん、システムパフォーマンスへの影響を把握したり、法規制を遵守する上でも不可欠です。 アセットデータ アセットデータは、各部署の異種システムに分散されていることが多く、データ品質の低下を招く原因となります。社内のアセットデータを一元化されたレポジトリに集約することで、アセット(機器設備)の使用者、格納場所、保守担当者を正確に把握できるようになります。 従業員データ 従業員は企業の大切な資産です。一元化されたMDMソリューションで従業員データを管理すれば、他のドメインのデータと連結させて、従業員の所在地、プロジェクト履歴やスキルレベルなど、従業員を俯瞰的に把握できるようになります。 帳簿データ MDMを活用すれば、帳簿データがERPに隔離されるのを防ぐことができます。ERPを他のシステムやサードパーティの情報源に統合することで、製品、サプライヤー、ベンダーなどの情報を含めた単一の情報源(Single Source of Truth)を構築し、業務効率を大幅に上げることができます。

マスターデータ管理(MDM)を活用するメリット

MDMを活用すると、様々な社内システムを統合、拡張できるため、ITへの投資効果が高まります。 また、すべての事業課題に関わる複数のデータドメインをまとめて管理することができます。
 


顧客マスターデータ管理(CMDM)

CMDMを通して顧客データを一元化すると、デジタルビジネスやIT事業を促進できるだけでなく、顧客が求めているエクスペリエンスを提供できるようになります。 CMDMを通して、様々な顧客データを統合し、データクレンジングやエンリッチメントを行うことにより、これまでにない斬新な方法で顧客への理解を深めることができるのです。 顧客セグメンテーションや、パーソナライズされたカスタマーエクスペリエンスを通してビジネスを促進するための基盤を築くことができます。 さらに、ガバナンスや法規制の遵守(コンプライアンス)も簡単に強化できるのです。

Accenture社によると、顧客の購入履歴を把握するだけで、顧客に選択される確率が65%増加すると推定されています。
CMDMがもたらすビジネス価値 CMDMは、顧客に重点を置いたマスターデータ管理により、全社にわたる顧客データの識別や統合、データリンキングを通して、新たなビジネス機会を創出します。 ブログを読む
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商品マスターデータ管理(PMDM)

商品マスターデータ管理(PMDM)を活用すると、信頼性の高い、一元化された商品データを作成できます。 全社レベルで商品データの収集、管理、共有を行うことにより、一貫性のある正確なデータをシステム、社員、取引先にタイミングよく提供することができるのです。

マークス・アンド・スペンサー社 英国を代表する小売業者、マークス・アンド・スペンサー社は、585種類に上る商品属性を管理し、5ヶ国語を駆使した8つの海外ウェブサイトを運営していました。 PMDMを導入することにより、ルールを設定してデータ管理を行い、国別に製品ラインアップをカスタマイズして、製品情報の翻訳も自動的に管理できるようになりました。

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マスターデータ管理(MDM)の特長

MDMは、様々なデータを連動し、ビジネスのあらゆるポイントで提供するための基幹機能を提供します。 高品質なデータを全社で共有できるため、ビジネス戦略を大きく刷新することができるのです。

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マスターデータ管理(MDM)を成功させるには

複雑なビジネス課題をしっかり把握するほど、マスターデータ管理ソリューションを的確に選択できるようになります。 ここでは、MDMプロジェクトを成功へ導くための7つのステップをまとめました。

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マスターデータ管理を導入する際の重要な考慮事項

戦略を立案し、MDMに着手する前に、次の4つの事項を考慮するようにしてください。


ビジネスケースの構築
大規模なITプロジェクトには、多くのステークホルダーや要因が絡んでくるもの。ビジネスケースを構築する際には、以下のガイドを参考にしてください。


企業理念
事業目的に沿って計画を立てるようにしましょう。 ロードマップを作成する際には、克服しなければならない課題を明確にしてください。


最適なアプローチの選択
導入オプションを検討します。 例えば、段階的なアプローチや、アジャイルなアプローチから最適なものを選択します。


ビジネス価値の数量化
企業にとっての成功を定義し、それを達成するための現実的な指標を明確に設定して、結果を評価します。

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MDMのビジネスケースを構築するためのガイド

データ管理を成功させるカギは、マスターデータ管理ソリューションにあると確信したところで、意思決定者が納得しなければ話になりません。 様々なステークホルダーや考慮事項が絡んで来ることから、ビジネスケースを上手に構築するためのガイドを作成いたしました。ぜひご利用ください。



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マスターデータ管理の動向

下記の点を目指し、マスターデータを上手に管理して、有益な洞察や知見を得ることで、顧客に優れたサービスを提供し、業績を上げ、法規制の遵守を徹底して収益を増加することができます。

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詳しくは… Stibo Systemsにぜひご相談ください マスターデータ管理ソリューション&サービスにかけて40年の経験と実績を誇るStibo Systems。
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